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【一生版】買って良かったあなたの価値観を変える本 超おすすめ5冊【あえて厳選】

こんにちは。

デカチワです。

今回は買って良かったシリーズ第1弾として、私の価値観を変えてくれた本を5冊紹介していきます。

今まで多くの本を読んできましたが、今回はあえて厳選して5冊にまで絞りました!

なぜ絞ったのか。

本から得たエッセンスに優先順位に付けて、自分がどういった価値観や考え方を大切しているか確認するための試みでもあるからです。

つまり、この記事で紹介する本は、デカチワトーナメントを勝ち抜いてきた四天王的な位置づけになっています。

正直、10選とか20選とかだと読者からしたら、どれから手をつければ良いか迷っちゃいますよね。私なら100パーセント迷います。

それに10冊~20冊、迷うのが嫌なので全てを購入しようとすると普通に4、5万にいってしまう・・・

今回、ご紹介する本は5冊で1万円ほどです。

一見安くは見えないですが、1ヶ月で2冊読むとして、だいたい3ヶ月ほど読めてしまいますし、

すぐに読破できるだけでなく、本からエッセンスを吸収して、行動する。

結果として、社内で成果を出せるようになり給料が上がったり、どういう価値観で仕事をしてきたのかを語り転職を成功させ、年収が上がるのならば、ある意味コスパが良いと思います。

そうなれば、コストは相殺される上、利益まで発生しますね。

本を全て読み終わった3ヶ月後、あなたの価値観はアップグレードされ、言動や行動も変わり、そして結果が変わるかもしれません。

今回は、本から得られたエッセンスを含めながら、ランキング形式でご紹介させていただきます。

ZERO to ONE ピーターティール

第1位は、「ZERO to ONE」です。今のところ買って良かったと思わせてくれる本です。

「ZERO to ONE」の著者はアメリカの起業家であり投資家であるピーターティールです。

初期のFacebookやTwitterに投資をした人物ですね。

投資家としても優秀ですが、起業家としての実績も凄まじいです。

1998年には、コンフィニティ(後のPaypal)を共同設立しただけでなく、今話題になりつつあるデータ分析ソフトウェア企業Palantirを立ち上げ、会長を務めています。

Palantirのソフトウェアは、受注規模の大きい顧客をターゲットとしており、FBI、CIA、などの政府系の組織で導入されていると言われています。

ピーターティールを一言で表すならば、「先見の明を持つ男」だと思います。

Facebookに関しては、初の外部投資家になっていますし、企業の将来価値をいち早く見抜いた彼が、執筆したのが「ZERO to ONE」です。

「0から1を生み出すことだけが、人類に進歩をもたらす」、これがメインメッセージとなっています。

その上で、ゼロ・トゥ・ワンを達成するための、考え方や方法論が盛り込まれています。

私がこの本から得た最も重要なエッセンスは、「隠れた真実」の重要性です。

今では当たり前とされていることも、かつては誰も考えつかないことであり、それにより人類は進歩してきたことを前提に、逆説的に「隠れた真実」が世の中に存在しなければ、進歩はないことをピーターティールは指摘しています。

そのため、「隠れた真実」の重要性を説いています。

「隠れた真実」を見つけ出すためのポイントをまとめると

  • 進歩をもたらす「隠れた真実」こそが価値を生み出す
  • 「隠れた真実」は証明不可能なことではなく、難しいけれど実行可能であること
  • 「隠れた真実」を見つけ出す逆説的な問いは「賛成する人がほとんどいない、大切な真実は何か」

こんな感じです。

この考えって、人類とか大それたことだけでなく、会社や組織の中などミニマムな世界でも、成果や役割を果たす上で、十分に有効な考えですよね。

そういった意味で、私には衝撃でした。

これだけではなく、著書の中ではゼロ・トゥ・ワンを達成するための考え方や方法論が数多く言及されています。

というわけで、第1位はピーターティールの「ZERO to ONE」でした!

実践 行動経済学 リチャードセイラー

第2位は、「実践 行動経済学」です。

2017年のノーベル経済学賞を獲得したリチャード・セイラー氏が著者で、原書の名称は「Nudge ナッジ」となります。

ナッジは何かというと、人を肘で軽くつつくことを意味しています。

人は生まれながらに「バイアス」を持っており、非合理的な行動をとってしまうことを前提に、いかに好ましい方向に人を行動させる社会システムをつくっていくべきか解説しているのが、本書です。

つまり、ナッジは人のバイアスを利用して良い結果、悪い結果にも誘導できる心理的なテクニックなのです。こういった分野を行動経済学と言います。これだけでも衝撃ですが、

なんとこの行動経済学、上で紹介した「ZERO to ONE」の「隠れた真実」に当てはまるんですよ

経済学ってよく聞くと思います。大学の学部でも一般的ですよね。

経済学って聞くと「お金」や「市場」などをイメージしますが、「人は必ず合理的な行動をとる」という「経済人」しか世の中に存在しないことを大前提にしているんですよ。

ここまで聞くと、直観的に「本当にそう?」と思いますよね。

でも今まで、「本当にそう?」と経済学に対して言えなかった。。言っても相手にされなかった背景があります。

行動経済学は、人々が直観的に理解しているが、ある意味タブーな領域に対して「人はバイアスが影響して必ずしも合理的な行動をとることができない」ことを証明しているんです。

どっちが、しっくりくるでしょうか?私は行動経済学の方がしっくりきます。

まさに「隠れた真実」の良い具体例となっています。

おすすめです。

というわけで、第2位はリチャード・セイラー氏の「実践 行動経済学」でした。

STRENGTHS FINDER 2.0 トム・ラス(GALLUP)

第3位は、GALLUP社トム・ラスの「STRENGTHS FINDER 2.0」です。

人って、誰しも自分の短所に目がいきがちですよね。

そして、他人と比較して、落ち込み、心を消耗する。

この本は、他人との比較は無意味であり、短所の改善に労力を費やすのではなく、あなたの長所、つまり強みにこそリソースを費やすべきだと提言しています。

考えてみたらそうですよね。

自分が戦うべき土俵で、戦うべきですよね。

ですが、なかなか自分の強みを見つけることは難しい!

「STRENGTHS FINDER 2.0」はあなたの才能を明確にし、強みに変換するためのツールとなっています。

本の前半で、強みの重要性に言及し、本に付属しているアクセスコードを利用し、GALLUP社のWebサイト上で、質問形式のWeb診断を受けます。

診断結果は「強みの洞察ガイド」、「自分だけの特徴的な資質のレポート」としてレポートされます。※PDF保存 印刷可能です。

強みは「34の資質」に分類されており、あなたの最上位の5つの資質が提示され、GALLUP社の洞察がレポートされています。

で、そのレポートを元に本の後半に進みます。

後半は「34の資質と行動アイデア」が解説されています。つまり、レポート結果をあなたの行動にどう落とし込んでいくべきなのか分析できるのです。

自分でやってみた結果、

レポートの精度がめちゃくちゃ高いです。適格に言語化されているので、正直驚きますね。

この本で、あなたは自分の強みを認識し、言語化して他人に説明することができると思います。

特に転職や新卒の就活に役立つかと思います。

Web診断だけでもやってみる価値ありです。

ジェフベゾス 果てなき野望 ブラッドストーン

第4位はブラッドストーンの「ジェフベゾス 果てなき野望」です。

この本を読めば、Amazonの沿革はもちろん、どのような戦略でAmazonを成長させてきたのか、ジェフベゾスの戦略の元にある考え方を学べます。

で、それが異様に面白い!本はいつも通勤電車で読んでいるのですが、この本を読んでいた時は通勤時間30分が一瞬のように感じてました。(笑)

データを徹底的に重視する一方、データ主義とは想像できないほどの熱力がジェフベゾスにはあります。

この本から得た重要なエッセンスは「終わりから考えること」と「初めから全てをやろうとしないこと」です。

ベゾスはAmazonを立ち上げた当初から、世界中全ての物を取扱う小売り企業とすると決めていました。

ですが、初めは本を売ることに絞ります。

なぜ本なのか?

理由は簡単ですが、なかなか思いつかないことです。

店舗では売場面積が限られているので、品揃えに限界がある。

また、賞味期限がないので、本来はあらゆる本を取り扱うことができます。

そこに目をつけたベゾスは、まずは本を売り始めました。

当然、圧倒的な本の取り扱い数という優位性があるので、独占的なシェアを築くことに成功しています。

まさに、終わりから考え、全てやろうとしないことで成功していますね。

余談ですが、レオナルドダヴィンチも「終わりから考えること」というメモを残しています。また、ピーターティールも「ZERO to ONE」の中で、終盤を制すために終盤から考えることの重要性に言及しています。

天才の共通点は「終わりから考えること」なんでしょうかね?

私にはなかなかできそうにないですが・・・

それだけではなく、本書ではこういったベゾスイズムがありありと描かれており、勉強になりました。

何かビジネスを始めようと考えている人にもおすすめです。

最高の体調 鈴木祐

第5位は、鈴木祐「最高の体調」です。

体調って聞くと、身体的な健康をイメージする方が大半だと思います。私もそうでした。

先に結論から言うと、この本を読んで体調の概念が変わりました。

体調には一見バラバラのように見える要素(鬱病、肥満、散漫な集中力、慢性疲労、モチベーションの低下、不眠、弱い意志力)が影響を与えていること示しています。

その上で、こういった問題に関する対処法を科学的なアプローチでロジカルに解説されています。

目次から結構惹きつけられます

  1. 文明病
  2. 炎症と不安
  3. 環境
  4. ストレス
  5. 価値
  6. 遊び

特に「価値」の章で、価値観の設定について解説されているのですが、目から鱗でした。

実践してみのですが、脳が随分楽になり、良い体調が維持できるような実感があったからです。

こういったように、一見バラバラに見える要素がいかに体調に影響しているのかを解説しているので、体調への向き合い方が変わりますよ。

あまりにも良かったので、誕生日でも父の日でもないのに、父親に新しいものを買ってプレゼントしちゃいました。(笑)

また、精度の高いメタ分析を主張の根拠にされているので、めちゃくちゃ説得力があるも特徴の1つですね。

稼ぐことや成長も大事ですが、なにより心身ともに最高な状態であることが大切ですね。

というわけで、第5位は鈴木裕 「最高の体調」でした!