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【超効率化】独学のコツを徹底解説【マインドセット編】

こんにちは。

デカチワです。

今回は独学で資格を取得したいと考えている、独学初心者に向けて、

独学に必要なマインドセットについて解説していきます。

先に進む前に、なぜあなたは独学という選択をするのか、独学のメリットや問題点を下記の記事で解説していますので、読んでいない方はご一読した上でこの記事を読み進めてください。

読了済の方は読み飛ばしてください。

あなたは「独学のコツ」と聞いた時に何を思い浮かべますか?

体系的なイメージが頭に思い浮かぶ人は、多くはないと思います。

独学のコツは大きく【マインドセット】と【技術】に分けられます。

建築で表現するとマインドセットは建物の基礎に該当します。

立派で頑丈な建物を建てるのであれば、それなりの基礎を構築する必要があります。

基礎が脆いとその上の建物も安定しません。

独学では建物の基礎にあたるマインドセットをきちんと認識し、意識することが超重要です。

このマインドセットが弱いと間違いなくあなたの独学は失敗します。

ですが安心してください。

この記事を読めば、独学に必要なマインドセットが理解でき、技術編で解説する内容の効力をより高めていくことが可能となります。

結果、効率的な独学により時短で資格に合格できるようになります。

以下、目次です。

順を追って解説していきます。

モチベーションに左右されない仕組みを作る

独学をする上で「モチベーションに左右されない仕組み」を作ることが必須です。

モチベーションというのは日々変わります。

昨日はやる気があったけど、今日はそうでもないなど、モチベーションは毎日のように変化します。

普通の人はモチベーションが低下しないようにすることに時間をかけますが、ハッキリ言って時間の無駄です。

ここで重要なことは、「モチベーションに左右されない仕組みを作る」ことです。

具体的には以下の2点を実行するだけです。

  • 場所をトリガーにして行動をルーティーン化する
  • タイマーで時間を決めて小さい達成を繰り返す

「モチベーションに左右されない仕組み」とは言い換えると「行動の習慣化」です。

なにも意識することなく自分のいる場所をトリガーにして、行動させましょう。

資格の独学の場合、行動とは勉強と考えてください。

電車に乗ったら参考書を開いて読む、この駅からこの駅までは必ず5問解く、朝起きたら必ず机の前に座り参考書を開くなど場所をトリガーとして、行動を予め決めておきます。

超シンプルでめっちゃ効果があります。

また、勉強をする際はタイマーで時間を測るようにしましょう。

5分など初めは短い時間を設定し、タイマーが鳴ったら元の時間の2倍に再設定して再度勉強します。これを繰り返す内に脳は達成感を感じて集中できるようになります。

私のやり方は、とりあえず初めはタイマーで5分設定します。そして5分経ったら10分に、10分経ったら20分のように2倍にしていきます。

タイマーの設定が40分まで来たら、2倍にすることを止めて5分の休憩を取ります。

そこからは40分勉強して5分休憩を繰り返していきます。

この領域まで来ると集中力がブーストして、ぶっ続けで勉強できちゃいます。

もう感の良い方は気づかれたと思いますが、モチベーションが行動を促進する訳ではありません。

行動がモチベーションを高めていきます。

上記の2点がモチベーションに左右されず勉強を継続するための手法です。

超簡単なのに威力があるのでおすすめです。

目的を明確にしてから独学を開始する

資格を取得する目的を明確化してから独学を始めましょう。

明確な目的は独学を渋滞のない高速道路のようにスムーズにしてくれます。

なぜなら目的を明確化することで行動指針が設定され、それにより集中力が増加するからです。

人類の歴史を振り返ると理由が分かります。

狩猟採集社会の時代は、人間は寝て起きて獲物を狩って生きていくだけでした。生きる目的は子孫繁栄だけでした。

それ以外に選択肢がないので、目的は1つに定まっていました。

それゆえ、「何のために行動するか」がはっきりしていたため、ストレスという概念自体がなく、目の前の獲物に1点集中できるような環境でした。

ですが現代はどうでしょう。

工業化社会、情報化社会を生きる私たちの目の前には、多くの職種、キャリアパス、ライフスタイルなど挙げればキリがないですが、選択肢が用意されています。

つまり、選択肢が多いということはそれと同様に目的も多く存在します。

逆に選択肢が多すぎるがゆえに目的を定められなくなってきています。

そこに不安や曖昧さが生まれる。

これこそが集中力を欠く根本原因であり、独学の失敗原因でもあります。

効率的な独学には今この時の一点に集中することが求められます。

したがって、独学を始める前に資格を取得する目的を明確に持つ必要があります。

2種類の目的を設定する必要があります。

  • 継続的な目的(価値観)
  • 継続的な目的を達成するための目的(資格を取得する目的)

「継続的な目的」とは、言い換えると「価値観」と言うことができます。

そして「継続的な目的を達成するための目的」が「資格を取得する目的」です。

この2種類の目的を設定して初めて、資格の取得が目標になります。

価値観と目標の違いは継続性です。

価値観は永遠に続き、目標は達成すれば終わります。

例えば「心地よく過ごし続ける」や「常にスキルをあげて、周りに貢献し続ける」などが継続的な目的(価値観)です。

その上で何のために資格を取得するのかを、継続的な目的(価値観)に関連付けます。

「常にスキルをあげて、周りに貢献し続ける」が継続的な目的であれば、日商簿記2級を取得する目的は「財務知識を付けて同僚にアドバイスできるようになる」とするのが良い例です。

ここまで設定できて、初めて日商簿記2級に合格することが目標になるのです。

目標が価値観まで1本の線のように繋がることで、現在の行動に意味が発生します。

つまり、なぜその資格に合格する必要があるのか、WHYに答えられるようにすることで強固な行動指針が出来上がるわけです。

それにより、独学でも集中して勉強することが可能になります。

できないのは当たり前、なぜできないのか考えるクセをつける

独学を進めていくと、必ず理解できないことがでてきます。

専門学校に通っているのであれば、先生に聞くことができますが、独学ではそれができませんよね。

なので理解できないことがあれば、自分で調べたり考えて解決する必要があります。

理解できないことの重要度が高ければ高いほど、放置してしまうと試験に落ちる可能性も必然的に高まります。

だからこそ、きちんとした対処が必要になります。

  • 【問題の発見】理解できないとどのようなマイナス面があるのか考える
  • 【仮説の設定】なぜ理解できないのか原因を考える
  • 【仮説の検証】その原因を取り除けば本当に理解できるようになるか考える
  • 【対策の実施】原因を取り除くための対策を考える

資格の独学において、理解できないことが発生した場合、上記のような思考プロセスで「理解できない状態」を「理解できた状態」にもっていく必要があります。

これは問題解決の基本的なステップです。こういった思考プロセスで自然と考えられるようになれば、良いサイクルが生まれます。

資格に関しては言えば「理解できないこと」を減らしていくことによって、合格率を高めることが可能です。

当たり前。と思う方もいると思いますが、独学で資格に受からない人の大半は実はここが甘かったり抜けていたりします。

徹底的に考えましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は資格を独学で勉強する上で必要なマインドセットについて解説しました。

必要なマインドセットは下記3つでしたね。

  • モチベーションに左右されない仕組みを作る
  • 目的を明確にしてから独学を開始する
  • できないのは当たり前、なぜできないのか考えるクセをつける

これらは全て私が日商簿記2級、基本情報技術者、CISA(公認情報システム監査人)を独学で勉強する中で、必要だと感じ実践してきた内容です。

この3つを認識し意識しながら独学をするのか、しないのか、あなたの行動次第で合否は決まります。

私はこれを続けます。

あなたはどうしますか?

ではまた。